軽度の歯並びの乱れ、1～2本の歯並びの乱れには、早く、リーズナブルな部分矯正を
短い期間でできる部分矯正
ブラケットとワイヤーを使った全顎矯正の場合、2～3年の期間をかけて治療していきます。全ての歯を少しずつ動かしていくため、これだけの期間を要します。
しかし、部分矯正であれば動かす歯が少ないため、比較的短期間での治療が可能です。ただし、「たくさんの歯を動かさなければならないのに、時間がないから部分矯正」というケースではあまりお勧めできません。
あくまでも、「動かさなければならない歯が少ないから、部分矯正」という考えで選ぶべきです。無理をして歯を押し込むように並べても、後戻りをする可能性が高いためです。
部分矯正は、患者様によっては、非常に有効な治療方法です。費用も比較的リーズナブルになりますので、お気軽にご相談ください。
部分矯正で治療可能な症状
先述したように、部分矯正は、「動かさなければならない歯が少ないとき」に可能となる治療法です。加えて、比較的軽い歯並びの乱れに適した治療でもあります。
具体的には以下のような状態が、部分矯正の主な適応となります。
すきっ歯（空隙歯列）
歯と歯の間が空いている状態です。
軽度の乱杭歯（叢生）
歯列がでこぼこしている状態です。いわゆる「八重歯」もここに分類されます。
矯正後に何歯かがズレて来た場合
数歯にだけターゲットを絞った矯正治療となりますので、短期間に効果を得やすい治療と言えます。
補綴やインプラントの前処置として配列する場合
より良い補綴物やインプラント植立のため、歯の位置や歯根の向きを整えることが可能です。
